某日、Googleが12月12日にコアアップデートを開始した旨をポストされておりました。
Today we released the December 2025 core update. We'll update our ranking release history page when the rollout is complete: https://t.co/7dmc4qr2hX
— Google Search Central (@googlesearchc) December 11, 2025
コアアップデートのステータスは以下のページにてご確認いただけます。
という情報は分かるんですが、正直なところ、Googleのコアアップデートで出てきた情報をローカルビジネスの企業様のWEBサイトにどうやって活かす・・・?的な、そんな話になるのかなと感じております。
コアアップデートを知ったところで、何も出来ないのも現実かなと感じております。
- 今日明日、いきなりサイト内のコンテンツ変更が出来る企業様がどれくらいいるのか?
- 検索順位が落ちたからWEBサイトをリニューアルする・・・という流れになることはない。
- 過去のコラムやブログ記事を適宜加筆修正していくことで、どうなるか予想できる人はどれくらいいる?
- wordpressのようなCMSであれば機能追加も現実的だけど、機能追加が現実的でない場合、どうするといい?
のような、まぁあぁ現実的なお話が出てくるんじゃないかなと感じています。
私どもは、そういったクライアントさんに寄り添って出来ることを提案して成果にしていかなければいけないのかな・・・と考えています。
大規模トラフィックと向き合われているSEO界隈の方々のSNSを見ていると、言われていることは分かるんですが、正直、それらがSEOの全て・・・みたいな感じで言われると、見いていてキツいなぁと感じることも少なくありません。
やはり積み重ねの量が、ローカルビジネスやローカルサービスとは比べものにならないのが現実です。
10年以上前からずっと積み重ねてるサービスも少なくありません。
今となっては、単なるSEOではなく、AIがきっちり学習して判断していますし、この積み重ねの差は、今後さらに開く可能性もあります。
ブランディングの積み重ねも大きいですし、兎角、積み重ねの量に差があるのが現実だと考えいます。
ということで、10年の積み重ねがないにしても2026年からSEOやAIOに取り組むべきことのヒントになるような、そんな内容でお送りしたく思います。
目次
2026年からもでも少しずつ出来るSEOやAIO
100ページを意識したWEBサイトにしていきましょう。
総じて・・・というお話になるんですが、ひとまず、一サイトで100ページ以上になるような意識でWEBサイトを運用したいのが正直なところです。
もし、デザイン特化型のWEBサイトを運用されているようでしたら、オウンドメディアは必須になってくるかもしれません。
デザイン型サイトを広告頼りで運用されているようでしたらSEOやAIOに関しては度外視になると思われますので、デザイン型のサイトを無理に拡張するのは間違ってるかなと感じます。
Googleのオーガニック検索でトラフィックを取られているWEBサイト・WEBサービスなんかは、もう何年もSEOのプロフェッショナルが寄り添い成果を積み上げているので、正直、そういうサービスやWEBサイトに、始めたばかりの20ページくらいのWEBサイトが検索順位で勝てるわけがありません。
病院系でもそうですし、飲み屋さんにしてもそうですし、ポータルがあればどうしてもポータルが強いですし、検索エンジンマーケティングの施策がしっかりしてる運営元の展開するオウンドメディアがあれば、なかなか難しいですよね。
ですが、だからといって手を止めるわけにもいかないのが昨今のローカルビジネスだと考えます。
ですので、何かしらでページ数や文字数やキーワード・クエリ数を積み立てられるようなWEBサイトを運用するための手段を考えたいところです。
既存サイトを拡張するもよし、追加で無料ツールを使うもよし。
兎角、拡張できないWEBサイトを一つだけ運用するのではない体制にしたいところですね。
SNSに慣れていこう
次にSNSに慣れていきましょう。
いきなりフォロワーを増やすことはなかなか難しいですね。
どこかで引用していただけるようにコミュニケーションを取るなど、兎角、慣れていきたいところです。
写真やショートムービーをアップすると、やはりエンゲージメントがつきやすいです。
そのためのルールを設け、複数人で運用できるように、体制を整えたいところですね。
「私には・・・」や「うちの情報が漏れたりしない?」みたいなことを言い出したら、何も出来なくなってしまうので、下手なことにならない「ルールづくり」に力を入れたいところかもしれません。
昨今、さまざまな種類のSNSが出ています。
手前味噌ですが、昨年にSNSのご紹介記事をアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
アルゴリズムの中に、「サイテーション」という項目があります。
直訳すると「引用される」という意味を持ちます。
サイテーションに関する記事をアップしています。
今や自社サイトだけを見るのではなく、幅広くメディアの活用を視野にいれなければいけません。
何が出来るか分からなくても、SNSに慣れるのは必須になってくるかなと考えています。
ショートムービーから始めてみましょう
上述の話にもなるんですが、まずは難しい編集をする必要のないショートムービーから始めてみましょう。
スマホがあれば出来てしまいます。
高価な撮影機材は必要ありません。
事業主の方、スタッフの方、誰か出来る人はいるはずですので、撮影者と演者のルールをつくり、何か撮り始めましょう。
取引先の方々がいきなりショートムービーを始めたら見てしまいませんか?
そういうことを想像して取り組んで見ることをご提案したく考えます。
ページを修正出来るなら・・・
もし、コンテンツページを修正出来るようでしたら、ここに全てを注いでいただきたいかなと感じます。
以下のフローを参考にしていただくといいんじゃないかなと感じます。
一つずつ確認をとりながら進める感じですね。
- 説明したい内容を手書きでもいいし、ドキュメントでも良いので、さらっと書き出していきましょう。
- 書き出した内容を分解していきましょう。
- テキストベースで構わないので「起承転結」を意識した流れに組み替えましょう。
- ここで可能ならデザイナーさんにデザインしていただけるとベストかもしれません。
- 難しい場合、写真を用意して加工して、テキストの補足になる情報やイメージを添えていきましょう。
- 全体のバランスを見て、そのページで一つのコンテンツを理解するに至れるかどうか検証してみましょう。
という流れでしょうか。
細かいお話をするとするならば、キーワードやクエリに関する調査が出来るSEOに関わるツールを使われるといいかもしれません。
ですが、SEOに関わるツールを使いだしますと、正直、時間が不必要にかかったり、文章としてはなかなか伝わりにくい文章になる・・・と言いますか、そんな違和感を感じることもありますので、そこはご自身の言葉でいいんじゃないかなと考えております。
そんな修正を重ねていき、情報を見ている方の立場に立った文章に改修していきたいなと考えます。
作業になれてくると、色んなバリエーションのコンテンツになってくると思いますので、きっと伝わりやすいコンテンツに改善していくんじゃないかなと考えます。
まとめ
以上、どんな方でもすぐに始めることが出来るであろうことを視野に入れて、2026年からでも始められるSEO/AIOについて考えてみました。
検索流入を変えるためにWEBサイトのリニューアルに力を入れ始めたりされることを見ることがありますが、運用実績がない状態でWEBサイトをリニューアルをしても、リニューアルするだけして終わることも少なくありません。
デザインだけを先に追って「拡張性」や「積み重ね」が設計されてないWEBサイトでは、検索エンジンからのアクセス流入が見込めなくなります。
そうなりますと、前述のお話ではないんですが、追加でブログサイトのようなオウンドメディアの必要性が出てくることも少なくありません。
見た目も重要だとは思いますが、まずは数字やコンテンツの整合性を求めることがSEOやAIOなのかな?と考えております。
(最近はデザイン・見た目もかなり重要になってきてると考えておりますが、この場合、優先度の違い・・・なのかなと考えています。若しくはポジショントークだと思っていただければと思います。)
話は戻るんですが、Googleのコアアップデートは、年末年始を挟むくらい続くようです。
ロールアップがいつ終わるかはまだ分かりませんが、三週間を予定されているようです。
その間、Google analyticsがどのように動くか、タイムリーで随時確認しておき、どこに変化が生まれたかは確認しておきたいところです。
ぜひ、意識してみてください。


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