SEOにおけるトランジションワードとは?

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SEOにおけるトランジションワードとは?

SEOにおけるトランジションワードは、文章と文章をつなぐ「つなぎ言葉」のことです。
SEOに関連する多くのブログやWEBサイトでは「トランジションワード」について言及されていますね。

と言うのも、wordpressのプラグインにあるAll In One SEOを有効化しますと、ブログ記事を評価する箇所に「読みやすさ」という項目があり、その中に「Transition words」という項目が出てきまして、エラーを出してくれることが多いです。
wordpressのプラグインで、そういった項目を知ることが出来まして、色々とテストを試行しているというですね・・・。

本記事では、そんなトランジションワードについて触れていこうと思います。
All In One SEOは優れたプラグインなことと、海外で使われている有名プラグインということもあり、きっと大きな意味を持つ項目になっていると考えられています。

トランジションワード概略

英語では “Transition words” と呼ばれ、日本語では「接続詞」や「副詞」に当たります。

これらの言葉を使うことで、文章の流れがスムーズになり、読者が内容を理解しやすくなるとされています。
話の内容が理解しやすいというのは、SEOにおいて非常に重要です。
なぜなら、Googleなどの検索エンジンは、ユーザーにとって読みやすく理解しやすいコンテンツを高く評価するからです。

トランジションワードには、以下のような種類があります。

  • 追加・補足 : また、さらに、そして、同様に、加えて、その上、さらに言えば
  • 例示 : 例えば、たとえば、具体的には、一例として
  • 対比 : しかし、ところが、一方で、逆に、反対に、それに対して
  • 因果関係 : なので、だから、そのため、その結果、したがって、ゆえに、なぜなら、というのも
  • 時系列 : まず、最初に、次に、その後、最後に、その間に、同時に
  • 強調 : 特に、とりわけ、実際、確かに、まさしく、実は
  • 結論 : つまり、要するに、結局、結論として、要約すると

つまり、文章を作成する際には、トランジションワードを使い、”起承転結”をしっかりさせて文章やセンテンスを作成せよ・・・ということかなと感じています。
正直な話、私は苦手でして、プラグインの評価にあわせてトランジションワードを使うというのは、なかなか難しいと感じています。

効果や具体例

トランジションワードをいきなり使うことは難しいかもしれませんが、徐々に慣れていき適切に使うことが出来るようになりますと以下のような効果が認められる可能性が高くなります。

  • 文章の可読性が向上する
  • 論理的な文章構成になる
  • 読者の理解を深める
  • 離脱率を減らす

といった効果が期待できます。
つまり、アルゴリズムの評価に直結するようなコンテンツになっていくということですね。
All In One SEOに従うことで、より効果的にSEO対策を行うことができるのかもしれません。

ですが、トランジションワードを不自然に使いすぎると、かえって読みにくい文章になってしまう可能性があります。
自然な文章になるように、適切な頻度で使用することが大切です。
完全に慣れの問題かなとも感じます。

具体例

例えば、以下のような文章があるとします。

SEO対策は重要です。
ウェブサイトへのアクセス数を増やすことができます。

これをトランジションワードを使って書き換えると、以下のようになります。

SEO対策は重要です。
なぜなら、ウェブサイトへのアクセス数を増やすことができるからです。

かなり分かりやすいようにしてみましたが、トランジションワードを1つ加えるだけで、文章がよりスムーズになりユーザーが理解しやすくなります。
強いては、ユーザー体験に貢献する文章になるということですね。

SEO対策において、トランジションワードは小さな要素かもしれません。
しかし、積み重ねることで大きな効果を発揮する可能性があります。
ぜひ、意識して使ってみて、文章作成に慣れていただけるといいかなと考えます。

締め

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、本記事、トランジションワードを意識しています。
ですので、慣れない文章になっているかなとも感じています。

つくづく思うことなんですが、SEOには長期間の地道な修行みたいな作業が必要になってきます。
こういった新たな観点に対応したコンテンツを作成するために、一定期間の時間をかけた修行をしなければいけない・・・というところでしょうか。

SEMラボラトリーのコーポレートサイト(当サイト)をリニューアルし、改めてコンセプトを打ち直し、ブログの更新やコンテンツの再構築をしています。
ですが、この作業に終わりはありません。
ただし、やはり限界はありますので、その限界点も決めて作業を進めています。
何でもそうですが、いきなり限界を向かえるということはないと思います。

トランジションワードについても同じことを言えるかなと思います。

もし、トランジションワードの理解が難しい場合、wordpressでサイトを構築していただき、All In One SEOをインストールしていただき、ブログ記事を更新してみていただけると分かるかなと思います。
何事もテストが大事ですよね。
今後も、トランジションワードは意識すべきだと感じてはいますので、定点観測していきたく考えています。

清水 隼斗

SEMラボラトリー 代表取締役の清水です。基本的にWEBが大好きです。WEBの世界に入って20年が経ちました。SEOやMEO、広告運用や動画運用、これら諸々の実績も数えきれず。ただ、過去のWEBと現在のWEBには違いがありすぎて参考にならないことが多いので、未来に役立つ記事を配信するように心がけています。

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