- SEOは誰でも出来る
- SEOはオワコン
- SEOは検証・改善をするだけ
- SEOは簡単
- SEOは意識しなくてもいい
- SEOは真面目にサイト運用をすれば結果的についてくる
などなど、色々なことが言われているように感じることがあります。
「そんな簡単な話か・・・?」と毎度感じることがあります。
ということで、創業来、ずっとSEOに携わってる身として、SEOをするならば身につけないといけないであろうスキル、SEOをやっていれば身につくであろうスキル、そしてSEOをするために習得しなければいけないであろうスキルをピックアップして紹介してみたく思います。
目次
SEOをするために習得しなければいけないであろうスキル
PHP/Mysql/html/css/jsのプログラミング
WEBプログラミングに関する知識は必須だと考えます。
プログラミングが出来ない・理解出来ていない人と、そうでない人の見解が同じになることは絶対にないくらいに差が出るスキルだと考えます。
客観的にデータを見て改善案を出したりするのに、プログラミングやサイトが構築されている仕様への理解が足りてないとなると、予算管理やスケジュール管理や全体の工数に大きな影響が出ると考えられます。
ただ、そこまで難しい要求をしているわけではありません。
ポイントとしては以下の通りかなと考えます。
- 手書きで何でも書ける必要があるわけではありません。
- PHPやMysqlをきちんと手書き出来ないといけないわけではありあませ。
ですが、インターフェイスに慣れてたり、見ればそれなりに分かるくらいに理解出来るのが望ましいと感じます。
例えば、wordpressのデータをPHPMyadminなどのインターフェイスから修正出来れば不整合対策にもなりますよね。
最低限、それくらいは・・・と考えています。 - サーバーやドメインに関する理解も深まる。
- ある程度、プログラミングが分かると、サーバーやドメインについての理解も深まっていると思われます。
やはりそれくらいは知っておかないと・・・。 - インターフェイスの仕様についても理解が深まる。
- 色んなツールを触り、仕様についての理解が深まると、作業の分担や、施策の限界を考えることが出来ますね。
必要なことだと考えます。 - シナリオ・ケースを適切なレベルで行うことが出来る。
- プログラミングに携わると、シナリオ・ケースを適切なレベルで行うことが出来ますよね。
重要なことだと考えます。 - 実際の運用環境を触る必要はない。
- SEOに携わる人は、実際の運用環境を触る必要はなく、実際の運用環境については専門の方に任せればいいと考えます。
既存のWEBサイトは、そもそも管理者・メンテナンス係の方がいらっしゃると思いますので、その方々が助かるレベルで資料を作成したりちょっとした作業に関しては処理したり、全体のことを考えられるように動くことが重要だと考えます。 - wordpressで勉強が出来るレベルで十分。
- 前述の例え話ではないんですが、ひとまず、wordpressが触れたら最低ラインはクリアかなと感じます。
ショートムービーの撮影・編集・アップ・解析
今となっては動画編集や動画アカウントの運用は必須と言っていいくらいのものになってきていると感じます。
編集ソフトについて、個人であれば無料の編集ツールでも構わないと思いますが、法人であればAdobe Premiere Proくらいは使えた方がいいと感じます。
- 素人作業の延長でいい。
- 言葉は悪いかもしれませんが、素人作業の延長でいいと考えます。
動画施策に突出するならば話が変わりますが、一つのパートの比率を重くしすぎないことも重要だと考えます。 - 兎に角、楽しんで継続する。
- 継続してデータをつくり続けることが重要です。
ですので、兎に角、楽しんで続けられる工夫が重要だと考えます。 - 色んな動画を知るといい。
- 動画をつくり始めると、色んなクリエイティブを知ることになると感じます。
感性を磨くということも重要ですね。 - SNSやYouTubeでの検索上位表示の威力を知るべし!
- SNSやYouTubeで検索上位になると、これもなかなかパンチがあります。
これもSEOの一環ですね。
画像の編集
今となっては別に手の込んだ編集が出来なくてもいいかなと考えています。
が、例えば、アイキャッチやカスタムサムネイルの編集が出来ないなど、明らかに画像に関しての知識がないのも問題かなと考えます。
ですので、最低限の作業でも構わないので、画像編集は出来るべきだと考えます。
- 簡単に切り抜きが出来る。
- 最近のPhotoshopやIllustratorは、簡単に切り抜きができたり、物凄く綺麗な編集をすることが出来るようになっています。
実用的でないにしても、それくらいは知っておくべきことかなと考えます。 - パッと見で惹きつけるサムネイルを考える。
- テストを重ねれば色々と考えることになってきますが、カスタムサムネイルなど、どのようにするとユーザーの反応が良くなるかなど、画像編集が問われます。
これに関しては重要なことだと考えます。
ブログ・メディア(アフィリエイトなど)の運用
この部分のスキルは必須ですね。
この部分が出来る人とそうでない人とでは全然差が出ます。
プログラミングと似てるかもしれません。
ただ、今となってはアフィリエイトは運用しなくてもいいかなと感じます。
言う人に言わせればやった方がいいのかもしれませんが、昨今のアフィリエイトのあり方とビジネスのあり方に違いがありすぎてアフィリエイトまでいくと屈折したコンテンツになっていくんじゃないかなと感じます。
- WEBサイトを知ることになる。
- 実際に自分でサイトをつくり運用すると色んなことに気づきます。
自分のサイトの検索順位や、どのページがいいページなのかを考えたり、兎角、運用の全てを知ることになります。
SEOの醍醐味を知ることができ、これこそがSEOの全てだと考えます。
ですが、前述の通り、アフィリエイトまでしてやりすぎ感のあるコンテンツになると、色々と屈折してくる可能性もあるので、いい塩梅で運用するのがベストだと考えます。
Google各種ツールを使える器用さ
こちらは・・・悩ましいですね。
タグマネージャーを使ってカスタム出来たらいいとは思いますが、見方が分かればいい・・・というレベルでいいんじゃないかと考えます。
サーチコンソールに関しても、画面を辿れば見方は分かるので、スキルという程ではない気もしています。
Google Mapに関してはマイビジネスで使いこなす必要はありますが、仕様が難しすぎますよね。
Google Mapに関しては、P-MAXの運用をしながら学ぶべき領域だと感じるようになってきました。
ですので、意識して何かが出来なくても見方が分かればいい・・・と考えます。
ただ、深く使いこめる人とそうでない人とでは、やっぱり施策の深みに違いがあると感じます。
- Google analytics、タグマネージャー、Search Consoleに関しては、全部知るべし!
- インターフェイスが難しいですよね。
ですが、やはり慣れる必要はあるかなと考えます。 - Google広告、AI関連ツール、ひとまず使えればOK!
- これらも最低限、理解出来るようになりたいですね。
- Google Map(マイビジネス)を知るべし!
- Google Map(マイビジネス)は、自社のものを運用して理解するといいかなと考えます。
SNSへの理解
SNSはどこまで言ってもツールの一つにすぎず、また、用意された機能を触るだけです。
カスタムするにも限界がありますよね。
ですので、SNSを自らやる必要はあると感じますが、”バズらせ屋さん”になる必要はないと考えます。
SNS広告については、別項目に入れて考えています。
- バズらせなければいけないわけではない。
- あくまで、SNSを知ることが重要で、バズらせるための運用をするわけではない。
フォロワーを増やすためにはバズらせたりする必要はあるかもしれませんが、昨今、フォロワーを増やす作業は物凄く難しくなっていると感じます。
目的を間違えると疲弊するだけですので注意しましょう。 - 自分で運用して考えることが重要。
- 動画や画像なども投稿し、どのようにデータが動くかを知ることが重要です。
ですので上手くいってもいかなくても、自分で運用しましょう。 - ブランディングの全てが詰まってると言っても過言ではない。
- SNSはブランディングの全てが詰まっていると言っても過言ではない・・・と言うと言い過ぎかもしれないんですが、間違いなく重要なデータにはなっています。
- SNSのキャンペーンを知るべし!
- SNSにも色んな活用があります。
プレゼントキャンペーンなどでも使われますよね。
広告効果も高いですしね。
キャンペーンを知るべし!と考えます。
広告運用
SNS広告、Google広告はほぼ必須級と言って過言ではないと感じます。
ですが、あくまで選択肢の一つでしかないため、必須スキルとまでは言わないかもしれません。
ですが、広告運用をしているAnalyticsデータと、広告運用をしていないAnalyticsデータの違いは考えられるようになるべきだと考えます。
- 広告のデータに関しては知見を深める必要あり。
- SEOと広告は密接な関わりと持っていると考えています。
深い言及は避けたいと思いますが、兎角、広告には深く関わるべし!
新聞広告、ラジオ広告、タクシー広告、WEB広告全般などなど。 - 広告の運用はクライアントさん企業によって全然違う
- 広告とSEO、企業様の規模やステージによって広告とSEOによって得られる成果に大きな違いがあると考えています。
ステージが細かく分かれててこれに関しては、Google analyticsを見ながら、広告の動きを見る必要があり、それがSEOにどのように寄与しているか考察する必要があると考えています。
SEOの面白いところかなと考えています。
ライティング
SEOでのライティングは、物書きのライティングやブランディング領域のライティングではなく、キーワード・センテンスを構築するためのライティングであるかなと感じます。
ですので、物書きとしてのライティングやブランディングとしてのライティングは、SEOのライティングとは対極の位置にあるライティングだと考えます。
例えば、画像や動画に使うキャッチやフレーズに関してはブランディングの領域のライティングとなり、実際に検索されたり日常的に使い読まれる文章に関してはSEOの領域のライティングになります。
物語を書くことに関しては物書きの領域のライティングです。
で、SEO界隈のライティングに関しては、何度でも改善が出来ることと積み重ねることができます。
つまり、即効性がなくてもよくて、スキルととしては最後の方でも構わないスキルになるんじゃないかなと考えています。
ズバッと言わせていただくとすれば、素人でも出来るライティングなんですね。
ただし、ブランディングの領域にあるライティングに関しては、SEOとは関係なく、一番重要な部分だとも考えます。
- キーワードに関して考える必要あり。
- SEOのライティングは突き詰めると難しい。
簡単な作業だとは思っておりません。
ですが、何度でもやり直しがきくというのは嬉しいところかもしれません。 - 製品への理解やクライアントへの理解があらわれる。
- 製品やクライアントさんを知らなければ文章をつくれるわけがありません。
適当な文章では成果は出ないですよね・・・ということです。 - 個人のライターより、規律ある法人のライターになるべし!
- 個人のライターはSEOには適さないかなと感じます。
深い言及は割愛させていただきます。
ただし、規律ある法人様でライティングをされている方の言葉選びは凄いと感じることが多いです。
SEOとしての文章を考えるのはなかなか難しいと感じます。
それがそのまま成果になってることも多いので、規律ある法人で認められるライティングがベストだと思います。 - ブランディング領域のライティングは神
- 「24時間戦えますか?」や「カラダにピース」など、多分、誰もが知ってるフレーズですよね。
最強のSEOだと思いますが、この域にまで達するには・・・。
ともあれ、こういったブランディング領域のライティングが活きる域まで施策できれば凄いですよね。
常にこういったフレーズは考えておきたいものと考えています。
まとめ
以上です。
弊社では、施策をするにあたり優先順位やしなければいけないことなどを明示しています。
書いてて感じることとして、SEOは総合格闘技的な、そういう要素があるなと感じます。
パンチ・キック・投げる・固める・抑える・絞める、、、のような総合格闘技的な感じでしょうか。
ボクシングだけではだめ、柔道だけではだめ、空手だけではだめ・・・のような感じでしょうか。
SEOは何も分からない方が毎日WEBサイトを改善して成果を出すこともできますが、幾つものWEBサイトに携わり、幾つものキーワード、幾つものコンテンツに関わって経験豊富な知見のある人の施策とでは結果に差が出ることは間違いありません。
様々なデータに触れてると、WEBサイトの数だけ施策に違いがあるというくらいに無限に施策の方法があるんだなと感じます。
ですので、現在の状態がベストというわけではなく、可能性の全てを模索して考えて施策しなければいけないかなと考えます。
ともあれ、現状の施策について見直すきっかけにしていただければと思います。
また、弊社へ転職をお考えの方には是非参考にしてみてください。

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