企業が動画運用するために心がけたいこと6選

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企業が動画運用するために心がけたいこと6選

2025年2月現在、動画を運用する施策はSEOの上でも外せないものになってきていると考えています。
動画運用とは、YouTubeだけでなく、SNSも含めたメディア媒体で運用するということをです。
SEOのための動画運用・・・というと違和感がありますね。
もちろん、動画運用をすることで得られる実データもあります。
その上で、弊社ではSEOも視野に入れた効果を考えて取り組んでいます。

あと、”動画”と言ってもブランディング施策を主とするようなCMなんかで流れる動画ではなく、SNSにアップして見てもらう手軽な動画のことを指しています。

で、いろいろと提案をさせていただきますが、地方の中小企業の多くに、動画運用に対して壁みたいなものが存在しています。
埋まらない溝というか、越えられない壁というか、叩き壊せない壁というか、兎角、動画に対してハードルみたいなものがあるんですね。

その理由はおよそ以下の通りかなと考えます。

  • 制作コストが高い
  • 効果が不透明
  • 担当をつけることが出来ない
  • 出演者を決められない
  • 継続性の問題
  • 動画制作の外注先はいろいろと不安定。
    仕事が数字集めになっていてその先にある作業が空っぽで最初のクオリティが継続されないことが大半。
    そういうことが多いため外注先を選べない。

というところだと感じます。
あくまで、外注に出すことが前提となることを想定されていることが多いように感じています。
で、外注化するとまぁまぁ厳しい現実があるかなと思います。
ですが、内製化出来ていけば、また変わった施策を打てることにもなるんですね。

企業が動画運用をするにあたり、上記のようなハードルや壁を越えることが出来るヒントになるかもしれない、動画運用するために心がけたいことをピックアップしたいと思います。

動画運用をする上で心がけたいこと6選

撮影と出演者は社員・スタッフ

編集以外は全て自社スタッフで対応するというのは必須です。
編集も少しずつ慣れていきながら運用していくことは可能です。
一番最初に使うソフトは「iMovie」なんかがいいかもしれません。

「iMovie」はappleの無料ソフトで、レイヤーが二つだけの動画編集ソフトです。
無料で使うことができます。
PCはMacを使う必要がありますが、撮影の時点でiPhoneを使うことが望ましいので、長期運用することを想定しているため、iPhoneとMacを揃えることで効率よく作業することが出来ます。

撮影・編集・出演者までが揃えば、外注する理由はありませんよね。

手前味噌で恐縮ですが、編集だけを弊社みたいな会社に任せることもありと言えばありですので、そこはうまくやれる道を探すことをおすすめしたく思います。

動画だけで成果を考えない

動画をアップして動画だけの数字を追って数字のみを成果とするのは、かなり厳しいと考えています。
これだけ多くの有名なインフルエンサーが出てきたり面白い番組ができているのに、そんな中、地方の中小企業が同じ数字で成果を図るのは無謀です。
どう考えても成果と呼べるものにはなりません。
まして、動画の素人のつくった動画を見続けてもらうなんてことは不可能です。

加えて、企業の動画に何の損得もなく”いいね”をしたり”コメント”してくれる人は稀です。
エンゲージメントを起こす人にとって”有益な何か”がないと”いいね”をしてくれることはありません。
そんな中で、いきなり数字を目標にするのはあまりに無謀です。

ですが、身近な方々の背中を押すことが出来る動画にすることは可能です。
ショート動画を定期的にアップし表示回数が積み重なることも十分に想定出来ます。
継続することで、何か変化を起こすことは可能だということなんですね。

  • 動画を一本上げることにより確実に売り上げが上がる
  • 動画を一本上げることにより確実にフォロワーが増える

なんてことはありません。
経験上、関係者は関係者の動画を何かしらの形で見ていたりします。
そこで生まれる接点を大事にしていきたいですね、、、と考えています。

月に2本のアップからスタート

コンサルティングの方々であれば、「月に2本の動画をアップでは絶対的に足りない!」と言われることと思います。
仰られる通りだと思いますが、毎週アップすることを目標にしても、地方の中小企業では絶対に継続しません。
月に2本なら継続しない方がマシ・・・と言われそうですが、そんなことは決してありません。

トレーニング(筋トレや競技のプラクティス)にしても何にしてもですが、最初から高すぎる目標を設定しても長続きはしません。
何かしらのインセンティブなどが発生したり、動画に関わるだけの仕事にしない限り、毎週2本ずつくらいアップするということは不可能です。
営業マンが傍らで担当したりするのが現実かなと感じますが、それだと長続きはしないんですね。

ですが、今後、企業として動画を運用することはもはや必須レベルになってくると考えているわけですので、まずは実現可能なレベルから積み上げていくことが重要だと考えています。

内容は何でもいい

素人がいきなり何かを企画して上手く撮影までを行うことは不可能です。
全員が不慣れな中で始めるのに上手くできるわけがありません。
そして、上手くできるわけがない動画のエンゲージメントが最初から高いなんてこともありえません。
だからこそ継続できる条件をつくっていき、継続することが当たり前になるようにしなければいけません。

ですので、企業の動画とはいえ、最初の動画は何でもいいんですね。

  • 社員やスタッフの紹介
  • オフィスの紹介
  • オフィス近所のランチ紹介
  • オフィス近所のスポット紹介
  • 事業の紹介
  • 企業理念に関する話
  • 社として徹底していること

話題は何でもありますよね。
これら身近なことを形に出来ず、その先にある企画なんてのは到底不可能です。

内容は深く考えず、継続することが出来るための内容を考えるようにしましょう。

集客経路を増やすということを考える

継続さえ出来れば、何かしらの形で集客経路が増えていきます。
これはアナリティクスを見ればすぐに分かります。

Google Analytics、YouTubeのAnalytics。
その他SNSのAnalyticsもそうですね。

継続することさえ出来れば、何かしらのデータに変化が起こります。
また、2025年2月現在、動画の広告効果もかなり高いと感じています。
動画を広告の一種として考えるのも重要かなと考えます。

正直なところ、動画運用施策を永遠に続ける必要があるかどうか・・・という話は考えておく必要があります。
経験上、採用活動に力を入れるなら継続しなければいけないと考えますが、集客のための動画はいつかどこかで休めてもいいと考えます。
これについてはいろいろな考え方があり、単なる出口戦略的な、そんな話になると思います。

また、ずっと同じ調子で時間が流れる中小企業も稀でして、現実的にどこかで流れが変わることも十分に考えられます。
そのため、動画運用のAnalyticsに変化が見える間は続けられると思いますが、何年もずっと動画運用を続けることが出来ないケースが大半かなと考えます。

そのため、集客経路を見て分かるようにして継続するモチベーションや効果をなるだけ実感しておくことは重要かなと考えています。

ショートムービー広告を配信しましょう

前述で少し書いたことですが、動画が少し形になってきたりしたら広告配信してみるのも一つの施策手段だと考えます。

2025年2月現在、ショートムービーの広告効果はかなり高いです。
びっくりする程、効果が出ていると感じています。
広告予算もコントロールすることが出来ます。
地方のローカル企業こそ取り組まなければいけない施策がコレ!というところだと考えます。

あまり具体的なことを書くといろいろ問題がありそうなので控えさせていただきますが、2025年2月現在、ショートムービーで広告を出していないけど他で広告を出されている方は絶対に取り組むべきだと考えます。
また、新規の取引先を探されている方も同じくで、まずはショートムービーを制作し広告配信しましょう。

それくらい重要なことで、そういう流れの中にいると考えます。

まとめ

以上です。

いかがでしょうか。
まだ動画運用に取り組めてない企業様はまだまだチャンスがある・・・と思っていただいて問題ないと考えます。

しかし、いまだに顔出しに戸惑いを感じる方がいることも事実でして、無理強いすることはできません。
そういった場合は、いろいろなことを考えなければいけません。
また、社員の方が退職された後のことなども考えなければいけません。

ただ、動画を運用する際には契約書などを作成するのが一般化しているかと思いますので、どこか身近なところで大きな問題が起きない限りは、出演者の方々に大きな問題が起きることはないと言っても過言ではないかなと考えます。
出来ない理由を探し出すとキリがないので、まずは継続して楽しめるように取り組みたいところですね。

もしきっかけをお探しの企業様がいらっしゃいましたら、弊社にお気軽にご相談ください。
良くも悪くも職人気質な弊社ですが、意味のないコミュニケーションにはなりません。
SEO対策のためなら何でも取り組んでおり、一つのご相談で何かが変わると思いますので、是非ご連絡をいただければと思います。

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