SEOの担当者として知っておくべき知識や見識や、検索エンジンマーケティング界隈の動きがよく見えるブログ・WEBサイトを5つご紹介いたします。
というのも、弊社にしてもそうですが、現場の動きだけでSEOの全てを語るのと、いろんな知見などを理解した上で現場で活躍しSEOの全てを語るのは大きな違いがあります。
ただし、これらの知識や見識を見たところで活用したり応用することが出来なければ、現実的にはSEOで成果を出すことは出来ません。
そういった実際の現場で使われる技術的なことについてはまた別途学習していただくとしても、これらのブログ・WEBサイトは外せませんのでぜひご覧ください。
目次
SEO担当者が見るべきブログ・WEBサイト5選
Google検索 – Google検索の仕組みを確認する
URL : https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/
まず、SEO云々は置いといて、Googleそのものを知ることから始めましょう。
Googleの歴史を知り、Googleの思想を知り、、、このWEBサイトはGoogle好きにとってはもうアトラクションレベルのWEBサイトですね。笑
なかに1時間近くの動画もアップされています。
どう言っていいか分かりませんが、Googleの現場なんて想像もつきませんが、このようなGoogleワールドがあるんだろうなぁと妄想を掻き立てられるような動画になっていますね。
「A Google documentary | Trillions of questions, no easy answers」というタイトルです。
翻訳を使いながら見ていただくと楽しめるんじゃないかなと思います。
こちらの内容は全て目を通すようにしましょう。
Google検索セントラル | Googleの公式SEO関連情報ポータル | Google for Developers
URL : https://developers.google.com/search/
X : https://x.com/googlesearchc
Google本家の情報ポータルサイトです。
いつの間にかだいぶ立派なサイトになられていました。
何年も前には、ブログを更新してただけでインターフェイスの構成などは簡素な感じがしていましたが、今はさまざまなコンテンツもあり、ポータルサイトとしてかなりしっかりしています。
Googleが各種提供されているツールや検索エンジンのアルゴリズムの更新など、きっちりブログでお伝えしていただけます。
また、同時にXも更新されています。
Xはフォローすべしです。
また、SEOに関するブログが配信されるだけでなく、SEOに関する「How to」も充実しています。
当たり前のことばかりではあるんですが、これらの点が配慮されたWEBサイトを構築するには、なかなかのパワーが必要だなと見受けています。
これらのことに一つずつ慣れていき、初めて成果に繋がるWEBサイトについての理解が深まると思います。
正直なところ、コードがぐちゃぐちゃでも一定のニーズのある職種のサイトであれば放っておいてもアクセスはありますからね、実際のビジネスで知名度あるプロダクトや固有名詞を持つサイトほど、例えば「コアウェブバイタル」が守られてないようなWEBサイトが多いイメージです。
逆に、大きなサイトでも隅々まで配慮されているであろう形跡を見ますと震え上がります。笑
冗談はさておき。
それくらい、さまざまな「How to」があり、これらは建築業に例えると、「二級建築士」とか「一級建築士」や「宅建」と言われる資格に近い内容かもしれません。
それくらい重要なことですので、SEO担当者は必読です。
ボーディーSEO
URL : https://www.bodhi.co.jp/
X : https://x.com/motoharusumi
住 太陽(すみ もとはる)氏が運営するWEBサイトです。
WEBサイトもそうなんですが、ボーディー有限会社を経営されており企業サイトでもあるんですね。
ボーディーSEOのWEBサイトを見ていただくと分かりますが、1ページがかなり長いですね。
ただ、上から下に読み流すだけでさまざまな情報を得ることが出来ます。
SEOの根本的な考え方などは、原理原則に従った内容になっている印象がとても強いです。
SEOも広告もそうなんですが、原理原則をぶっ飛ばした施策をいきなり初めて成果に繋がるということはあり得ません。
奇を衒ったようなことをしても何が成果で何をしたのか・・・という、最も重要な部分が全部抜けてしまうんですね。
あと読み進めていただくと分かりますが、ブログ記事も更新されています。
WEBページと記事が混在するコンテンツ構成ですが、インターフェイスは統一されていますので読みやすいですよね。
さまざまな概念が提唱されていますので、どの記事も熟読しておきたいかなと思います。
海外SEO情報ブログ
URL : https://www.suzukikenichi.com/blog/
X : https://x.com/suzukik
海外のSEOに関する情報が真っ先に日本に入ってくる情報ブログ・・・と言っても過言ではないブログです。
鈴木氏は海外のカンファレンスやイベントに出席されるなど、本場SEOにとても精通されています。
たまに「ブログをお休みします」という時の大半は海外に行かれている時かなと思います。
英語も堪能のようで海外でコミュニケーションが取れるということも凄いですね。
ブログ記事の内容はテクニカルな内容が多いです。
基本的に公式見解や公式発表についての技術的な解説が多いように思います。
どういっていいか分かりませんが、プログラムに関する理解が浅いと、鈴木氏のブログはちょっと難しいかもしれません。
.htaccessやrobot.txtに関することは難しくないとは思いますが、なんか人を寄せ付けない感じがする文字列ですよね。
これらの最低限のコピペで作業が出来てしまうことくらいは理解して読むべきブログかもしれません。
それくらいのことを知らずに運用するのはとても厳しい世界になっていますので、熟読必至だと感じています。
「SEO」カテゴリの記事 -すべて | Web担当者Forum
URL : https://webtan.impress.co.jp/list/all/2751
こちらはポータルサイトのコンテンツの一部です。
「SEO」に関する記事の一覧ではありますが、SEO以外の記事も多数あります。
で、SEO担当者なら、それくらいは知っておかないと・・・的な内容がとても多いです。
「SEO担当だからデジタル広告のことは考えたことありません!」と言うSEO担当者さんのことを信用できますか?
「ECサイトに関する仕様のことや、ユーザー行動はちょっと分野が違います!」と言い張るSEO担当者さんの言うことを聞けますか?
というくらいの基本的なことが多く書かれています。
SEOは何もGoogleのことだけ知っておけばいい・・・という世界ではありません。
建築士さんが災害には強いけど快適じゃない家を作ってたら、それはもうダメな典型例ですよね。
本末転倒というか。
WEBサイトは一人で動かしてるわけではなければ、一人でつくられているものでもなければ、一人で更新しているものでもありません。
また、購入やお問い合わせのようなコンバージョンと言われる行動までにはさまざまな要因があって完了する行動なんですね。
そういった意味において、さまざまな理解を深めて施策の幅を広げるためには読んでおかないといけない記事も少なくはありません。
通称”WEB担”では、そういう記事を多く見ることが出来る珍しいWEBコンテンツですので、SEO担当ならば必読だろう・・・と考えています。
締め
SEO担当者が見るべきブログ・WEBサイト5選、以上です。
実のところ、SEOに関する情報をアップされているサイトは多数ありますので、この5選以外に既に読まれているコンテンツがあるようでしたら、無理して購読する必要はないかのかもしれません。
業界大手の企業様のコンテンツは、実のところかなりしっかりしていてマメに更新されていたり補足情報が充実していたり、普通に勉強になる情報も多いと見受けています。
ただ・・・(当該企業の製品の)広告がry
広告があってもストレスなくコンテンツを見ることが出来る・・・というのも割と重要な指標です。
コアウェブバイタルの難しいところですね。
アドセンスは、まぁまぁ強引に広告を差し込んできたりもしますしね。笑
余談かもしれませんが、弊社のオフィシャルなブログで他社様の紹介をするのは、紹介している企業様は競合であって競合でない・・・と認識しているので、私としては無理なく紹介させていただけています。
同じSEOに携わってはいますが、規模や場所やターゲットとしている企業様など、これらが全く一致しているわけではありません。
また、前述で紹介させていただいた方々に勉強をさせていただいているのも事実ですし、弊社内でもそれは同じでしてみんな勉強させていただいています。
ただ、全く面識などはございませんので、知り合いでもなければ何でもありません。
ですので、紹介については他意もありません。
諸々、深読みせずにご覧いただければと思っています。
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